海外旅行では色々なトラブルが起こります。

今回は電化製品について、そのなかでもドライヤーのトラブルが代表格です。

日本から持っていったドライヤーが使えなかった。大体次の3つのパターンがあります。

.プラグが差し込めなかった?

.プラグは差し込めたが加熱して煙が出て止まった。

.プラグは差し込めたが動かなかった。せっかく調べたのに・・・

まず知っておいたほうが助かる基本的な電気の知識。

Vはボルト電圧を示す。Wはワット消費電力量を示す。)

日本と海外の電気事情は大きく2つの違いがあります。

.電圧が違う。(日本は100v海外は100vではない)

.差し込みの形が違う。(プラグの形が違うとも言う)

 お客様がよく勘違いされるのは、1と2の問題を混同されて、向こう(現地)の差し込みにあうプラグさえ用意すれば大丈夫と考えておられることです。

 こちら(日本)から電化製品をもって行く場合その製品が・国内専用(100vでしか使えない物)か・国内海外両用タイプ(100v〜240vの切替式の物)なのかをまず確認することが必要です。もしも国内専用のものであれば変圧器を用意しなければ使えません。その次に現地の差し込みの形状を調べそれに合うプラグを用意します。ところが最終的に落し穴が待っています。旅慣れた方でもご存じない方が多いのが次の問題です。

海外のホテルでは洗面所のコンセントをシェーバーオンリーにしてあるところが多い。

 海外のホテルでは安全性を考え洗面所のコンセントの出力を20W程度に抑えているところが意外と多いようです。この場合せっかく電圧もプラグも調べて使えるようにしてきたのにそのコンセントではドライヤーは動きません。その時は洗面所以外でのコンセントでお試し下さい。

戻る